- 拡大読書器導入事例
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- はじめに
- 拡大読書器を購入するまで
- 購入後の利用について
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お買い上げいただいた製品

- 拡大読書器
- クローバーブック・メイト
- ■価格
269,000円(非課税)
■保証期間
2年間
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「読書をあきらめない図書館」へ。
多賀町立図書館
【拡大読書器導入事例】多賀町立図書館
多賀町立図書館は、開館以来初となる拡大読書器を誰でも自由に出入りできる対面朗読室に導入しました。さらに、高齢者サロンなどへ出向く「おでかけ図書館」にも活用することで、「読めない」を「読める」に変える取組を進めております。
お買い上げいただいた製品
クローバーブック・メイト
価格 269,000円(非課税)
拡大機能に加え、音声読み上げ機能も搭載した拡大読書器。
A4サイズの原稿を丸ごと画面に表示させ、画面内でスクロールを使って読み進めることで快適に文字を読むことができます。
ノートパソコンの様に折りたたむこともできるので、省スペースでご利用いただけます。
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読書器の検討方法
滋賀県立視覚障害者センターに相談。
機器選定のポイント
携帯性・読み上げ機能・操作性。
拡大読書器を購入するまで
- 拡大読書器の導入について、以前から要望はありましたか?
- 以前、図書館協議会の委員の皆さんと他館へ見学に伺ったことがありました。そのとき、備えられていた拡大読書器をご覧になった委員の方が「多賀にもあったらいいのにね」とおっしゃったその一言が、ずっと心に残っていました。
- これまでに拡大読書器は設置されていましたか?
- いいえ、今回が初めての導入です。当館にとって、大きな一歩だと思っています。
- 拡大読書器の情報はどこで集められましたか?
- 滋賀県立視覚障害者センターに情報提供をお願いしました。カタログを眺めるだけでは分からないことが多いので、実際に使われている方をよくご存じの機関に伺うのが確実だと考えました。
- 実際に機器を試されましたか?
- はい。2025年度・2026年度と、当館の職員向けにバリアフリーについての研修を、滋賀県立視覚障害者センターの職員さんにお越しいただいて実施してきました。その打合せでセンターを訪問した際に、拡大読書器を紹介していただいて、実際に使わせてもらいました。
そのとき、拡大読書器は、視覚障害のある方だけでなく、加齢による見えづらさを感じている方や、小さな文字を読むのが難しいすべての方に便利です。新聞も本も、ストレスなく読んでいただける機器だと実感しました。そこから本格的に購入を検討し始めました。
その後も、センターの職員さんにカタログを送っていただいたり、実物を図書館まで持ってきていただいたりと何度もやりとりを重ねながら、今回の機種を選びました。 - この製品に決めた理由を教えてください。
- 決め手は3つあります。
- 持ち運べるサイズ
対面朗読室に置く予定ですが、利用者様の中には自由に動くことが難しい方もいらっしゃいます。機器の方から出向けるように、まずは可搬性を重視しました。 - 読み上げ機能付き
「拡大して読む」だけでなく「聞く」という選択肢も持てるように考えました。 - 操作が簡単
これが何より大事で、使い方が難しければ、結局使われないままになってしまいますから、特に「操作が簡単なこと」は、絶対に譲れない条件でした。座って、スイッチを入れて、本を置く、それだけで読めるくらいの手軽さを求めました。
- 持ち運べるサイズ
購入後の利用について
- 今後の運用について教えてください
-
対面朗読室に設置します。この部屋は普段から自由に出入りしていただけますので、気軽にお使いいただきたいです。
それともう一つ、多賀町立図書館では、高齢者サロンなどへ「おでかけ図書館」として出向き、本の貸出やおはなし会を行っています。この拡大読書器も一緒に連れて行って、ぜひ紹介したいと考えています。
「小さな文字が読みづらいから、もう読書はあきらめた」とおっしゃる方に、まずこういう機器があることを知っていただきたいです。「拡大して読む方法がある。」「音声で聞く方法もある。」それを知っていただければ、図書館の資料をこれからも活用して、読みたいものを読み、知りたい情報を知っていただくことにつながると思います。あきらめずにすむ方法があることをお伝えするのが、私たち図書館の役割だと思っています。
- 導入によって期待される効果、利用者の反応はいかがでしょうか?
- 実は、本日(2026年9月2日)設置していただいたばかりなので、反応はまだこれからですが、期待していることはあります。「あきらめていた読書が、またできるようになった」「拡大読書器があってよかった」こんな声をいただけたら、嬉しいです。
「利用が多くて順番待ちになるから、もう一台増やしてほしい」と言っていただけるくらいの使われる存在になってほしいです。 - 拡大読書器以外に、今後どのようなバリアフリーを検討されていますか
- 拡大読書器を設置する対面朗読室は、自由に出入りできる部屋で、すでに様々な資料「大活字本」「朗読CD」「点字図書」「LLブック」「高齢者向け紙芝居」を置いています。
課題は、これらの存在がまだ十分に知られていないことです。今後はもっと積極的にアピールして、より多くの方にご満足いただけるようにしたいです。
具体的には、バリアフリー資料の展示やイベントを開いていきたいと考えています。
「こんな本があったんだ」と手に取っていただく機会をつくって、サービス全体の拡充を図っていきたいです。「読みたい人が、読むことをあきらめなくていい図書館に。」それが目指すところです。 - 本日はお忙しい中お時間いただきありがとうございました。


